巨人ファンの氷河期

 球界の盟主に相応しくない試合を見さされた。今日4月4日の巨人中日戦である。
 9回の表同点でマウンドには巨人豊田の場面で居酒屋に入り中継を見たのだ。
 はっきり言おう。あの場面で豊田を出した。それだけで負けなのだ。
 プロ野球の球団交流戦を含めて144試合戦う必要がある。プロ野球史上、リーグ戦を全勝した球団も無ければ100勝した球団も無い。
 だから、他の球団よりも1試合多く勝つ、勝率が少し他の球団高ければいいのだ。今はそのための形作りの時期だ。
 豊田は西武時代抑えの切り札だった。去年は見慣れぬセ・リーグの打者を相手に失敗した。今年は、オープン戦を通じて、豊田を巨人のクローザーとして一本立ちさせようとしていたのではないのか?
 それが同点の9回表でマウンドに上がったのだ。豊田にして見れば、なんで俺なんだ、と思ったことだろう。
 豊田が悪いのでは無い!あそこで豊田にリリーフを命じた監督が悪い!さらに言わせて貰えるなら、そのような指揮をさせる親会社が悪い!そこまで掘り下げた記事の書けない親会社である新聞社の記者や解説者がもっと悪い!それを追認する読者やファンも悪い!
 今季セ・リーグプレーオフを導入した。3位までなら優勝する可能性はある。
 去年パ・リーグは3位の日ハムが優勝してファンを増やしたが、今日の敗戦を見る限り、巨人ファンは今シーズンも肩身の狭い思いをし続ける時代が続くだろう。